特別活動の力

第28代会長 福田 俊彦   

 本会の会長を務めることとなりました福田俊彦です。これまで事務局として全国の先生方には、たいへんお世話になりました。
  この間、全国大会をはじめ、熱海での宿泊研究会の開催、刊行物である「特活の研究」や会報等の発行ができたことも皆様のお力添えがあってのことと感謝申し上げます。

  さて、学校現場では、いじめ、体罰、不登校、安全管理、人材育成等の課題が山積しております。特別活動が教科、道徳等とのバランスのとれた教育課程の中で、その役割を果たすことがより強く求められていると考えます。

  今でもある中学校の先生の言葉が心に残っています。学級経営がうまくいくには、何か秘訣があるのかの問に、「しいて言えば特別活動での経験が働いているんです。」正になすことによって学ぶことが学級の生活づくりに つながっていると言葉として聞きました。

 特別活動には「児童・生徒の健全な育成にかかわる予防的な働きがある。児童・生徒が自ら学校生活を創っていく機会がある。 児童・生徒の成長をその姿から捉える事ができる。学級経営に資する力がある。・・・」特別活動は教育の目的である人格の完成に寄与する場面を多くもっています。

 小学校、中学校、高等学校の先生方が、特別活動を通して、児童・生徒の成長にかかわれることは、本研究会の特色です。教育課題は校種を超えつながっています。 全国の先生方のお力をいただき、子供たちのために特別活動の力を発信していきます。